「20年目の大同窓会」開催のおしらせ
「NPO法人私設北海道開拓使の会」は1994年6月24日、任意団体として産声を挙げました。 北海道への移住を推進することによって、北海道を活性化し新たな文化を築こうーという理念のもとで経済界からの支援を受け活動を開始。
発足してから3年後には会員数が1300人に達し、移住を達成した人も1OO人を超えました。さらに2000年3月にはNPO法人となりました。
今年は会の発足の年から20年目を迎え、登録会員はのべ3120名、移住者数は464名を超えています。
この間、移住応援ツアー、東京集会、大阪集会、札幌集会、富良野集会、道南集会、オホーツク集会、ニセコ集会、函館集会、全国集会、お花見会、夏の大通公園ビアガーデン・パーティ、忘年会、さっぽろ雪まつり雪像製作等を通じ、皆様方の協力をいただき、皆様方と交流してきました。
また、かわらばん、パソコン通信(ニフティサーブ)、ホームページ、yy@kaitaku.gr.jpメー リング・リスト、Facebook等を通じ、皆様方とたくさんの情報交換してきました。
これらは、貴重な経験であったばかりではなく、素敵な楽しい思い出となっています。
そこで、会の発足の年から20年目を迎えるのを機に、“素敵な楽しい思い出を共有する” 現旧会員にお声掛けして「20年目の大同窓会」を、以下の要領で実施したいと思っています。
本イベントは現会員だけでなく、元会員の方あるいは開拓使の会の活動に興味のある方等、どなたにも参加いただけます。
既に、かつて会の活動に参加しサポートしていただいた元会員の方からも数多く参加表明していただいております。
しばらく会の活動から離れていた元会員の方々の参加ももちろん大歓迎ですので、是非積極的な参加申込みをお願いいたします。
本イベントにより多くの方にお集まりいただいて、移住してきた会員あるいは移住を志していた仲間たちが再会し、昔話やその後の近況等を語り合うことにより、新たな人生のステージが拓けることを期待いたします。
日本中の「北海道大好き!」の皆さん、北海道について大いに語り合いましょう!
記
開催日時 : 平成25年9月14日(土) 16:00〜20:00
開催場所 : 大倉山ジャンプ競技場 (札幌市中央区宮の森1274番)
※大倉山ジャンプ競技場の魅力は今年の「行ってよかった! 日本の展望スポット」
で、京都清水寺、東京スカイツリーに次いで、3位となりました。
また映画「探偵はBARにいる2」の冒頭シーンの撮影ロケにも使われています。
アジェンダ :
16:00〜17:50 第一部 20年目の大同窓会 記念フォーラム
(運営管理棟 3階 プレスルーム 電話 011-641-1972)
*石黒理事長の基調講演を実施します。
*北海道各地に移住し生活されてきた開拓使の会員・元会員から、移住&生活体験談を
語ってもらいます。
*開拓使の会事務局には、これまでの活動の記録写真が約3000枚残っています。
(特に1994〜2000年分が数多くあります)ので、アルバムにして閲覧いただけます。
*記録写真の中から約500枚をスライドショーにして皆様に鑑賞していただき、
素敵な楽しい思い出を振返っていただきます。
18:00〜20:00 第二部 20年目の大同窓会 懇親会
(ラムダイニング大倉山 電話 011-631-1114)
*飲食&歓談していただき、旧交を温めていただきます。
アクセス : 地下鉄東西線「円山公園」駅下車→2番出口より円山バスターミナルヘ
路線バス[円14荒井山線]乗車約10分→「大倉山競技場入口」下車 徒歩約10分
※札幌駅から「ぶらりサッポロ観光バス」運行中(JR札幌駅⇔大倉山 200円)
※タクシーの場合は地下鉄円山公園駅から約10分(1,200円前後)
札幌中心部より約20分(2,000円前後)
※当日 地下鉄東西線 円山公園駅前から無料送迎バス運行予定
行き 「円山公園駅→大倉山ジャンプ場」は、14時30分、15時00分、15時30分の3本
帰り 「大倉山ジャンプ場→円山公園駅」は、20時15分、20時45分の2本
参加費 : 第一部、第二部あわせて 5,000円
ただし、夫婦同伴者および未成年者は 3,000円、小学生は2,000円、
未就学児童(3歳以上)は 1,000円とします。
定 員 : 先着100名様まで。
※最終申込締切日を9月5日(金)とさせていただきます。
申込み要領 : NPO法人 私設北海道開拓使の会 事務局宛に「はがき」かメールにて、
下記を明記の上、早めにお申込みください。
(1) 会員番号 (不明の場合は省略可)
(2) お名前 (参加者全員)
(3) 会員種別 (本人、妻・夫、未成年、小学生、未就学児、幼児)
(4) 連絡先 (住所、電話番号(携帯番号が望ましい)、メール・アドレス)
(5) 「20年目の大同窓会」参加申込にあたり、あなたの大同窓会に対する想いを
100文字程度のメッセージで記述してください。
NPO法人 私設 北海道開拓使の会 事務局
〒060-0061 札幌市中央区札幌市中央区南1条西10丁目4−168
ほくえいビル3階 山岸正治司法書士事務所気付
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■「20年目の大同窓会」の開催に寄せて■
懐かしいなあ、あの時代 理事長 石黒直文
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開拓使の会が始まって20年目になるのですねえ。同窓会をやりましょう。みんなで集まって20年目の大同窓会をやりましょう。
私はよそ者です。北海道に移り住んで56年を超えました。82歳になりました。趣味は北海道、北海道がたまらなく好き。ここで死にたいと思っています。
先日、小磯修二さん(北大公共政策大学院客員教授)とほぼ一日いっぱい、この会が誕生したころ、2〜30年前の北海道の歴史について語り合いました。小磯さんは、北海道開発庁に入庁、国土省出向を含めて、一貫して戦後の日本の開発計画策定に携わってきた人です。退官後、釧路公立大学で13年間、開発研究所長や学長を歴任されました。私の尊敬する友人です。彼もよそ者。四国生まれの京都大学出身です。
1980〜90年は、戦後のひとつの時代が終わって、人々は自然と環境の大事さに気がつき、「地方の時代」が地鳴りのように響き始めた頃でした。「あの頃は楽しかったなあ」「夢がいっぱいあったなあ」。北海道に世界の医療産業の集積地を築く、千歳空港をアジアのハブ空港にする、自前の航空会社を持つ、札幌を世界の若者の音楽教育のメッカにする、IT産業の集積地を札幌に創りあげる、次のサミットを支笏湖で開く、などなど官民挙げて夢を描いた時代を振り返って、夜が更けるのも忘れて語り合ったことでした。
北海道には他の府県と比べてずば抜けていいところがあります。私は、私自身がそうであるように、それは「北海道が大好きだ」という人が、他の府県に比べて圧倒的に多いという点だとずっと思ってきました。北海道は、全国の中で自分の住んでいる都道府県が好きと答える人の割合が一番多いのです。道産子が「好き」といっているだけではありません。他府県に住む人も「もしあなたが今住んでいる県以外に住むとしたらどこがいいですか」という問いに対して北海道を選ぶ日本人が圧倒的です。人に好かれるっていうことは、得がたい財産です。会社も個人も、さらには動物だって愛され、好かれるために死に物狂いの努力をしているじゃありませんか。
この財産を生かして北海道をすばらしい国にする。地域にしても、企業にしても、結局支えるのは人間です。「北海道が好きだ」という思いをひとつにした人間の集団が、手を取り合い支えあって進めば、新しい北海道が生まれるのではないか。その思いで、20年前にこの会を立ち上げました。
振り返ると数多くの人に支えていただきました。また、多くの企業にご賛同とご支援を頂戴しました。それらのお一人おひとりの「北海道大好き」という熱い思いに触れて感動したことをまざまざと想い起こすことができます。
去年の暮れ、20年目にあたる今年何をやるべきかを話し合いました。みんなの結論は「20年目の大同窓会をやろう!」ということでした。
会員名簿を見ますと、3千数百人の方が会員に名を連ねています。この中には20年間当初からずっと現役会員という方もおられますが、移住を果たして卒業した会員、志を持ちながら諸般の事情で中退した会員もいます。しかし、間違いないことは、この名簿に名を連ねた人はすべて、少なくとも一度、北海道に対する熱烈な愛を告白した「北海道大好き人間」だという事実です。
これらの方々ともう一度お会いしたい。同窓会のように一挙に時代を遡って、若き日の情熱を取り戻し、北海道についてとことん語り合いたいのです。オホーツクで、羊蹄山麓で、渡島半島で、十勝の平原で、空知の山懐で、また釧路や函館で、高い志を持って、地域に根づいた新しい文化を創造しつつある仲間から、その苦労話をぜひお聞きしたいのです。東京や関西の仲間ともお会いできれば嬉しく思います。日本中から北海道大好きの仲間が集まって、北海道について徹底的に語り合えば何かが必ず生まれます。
そういう「20年目の大同窓会」にしたいものだと心から願っています。
NPO法人 私設 北海道開拓使の会 理事長 石黒直文
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