新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
皆様には、お揃いで輝かしい新春をお迎えのことと拝察し、
理事会を代表し、心からお喜びを申しあげます。

 実は、まだ興奮が醒めない中で申しあげるのですが、昨年の11月27〜28日に開催された函館集会は、感動の連続でした。
詳しくは、本日発行の「NPO法人 私設北海道開拓使の会 かわらばん 96号」でご覧いただきたいのですが、函館地区に移り住んだ鳴海支部長を先頭に藤内さん、遠藤さん、細渕さんのご夫婦が、半年かけて、このイベントを創りあげました。
 さらに函館大好きでこの地に移り住んだ多くの方々が参加して、自らの移住体験の喜び悲しみを、率直に語りました。また、全道からはすでに移住した人たち、本州からはこれから移住する人たちが、この函館集会を盛り立てるために集まりました。
 これらの参加者の熱い思いが、函館が持つ文化と歴史の厚みとミックスして、感動的な集会の成功をもたらしたものと思っています。本当に感謝でいっぱいです。

石黒直文理事長
石黒理事長 (at 函館集会2010)
 ご承知かと思いますが、このような地域集会は、ここ両三年のニセコ、オホーツクに続きます。いずれも、そこに移住を果たした人々の献身的なご努力で、それぞれ感激的な成功を生み出しています。それらの集会に参加するたびに、

 「先に来たものが後から来るものを助けよう」

 「地域に溶け込んで、北海道の新しい文化を創造する」

という私どもの創立の原点が、着実に芽生え、育っていることをひしひしと感じるのです。たいへん嬉しいことであります。

 新しい年を展望しますと、われわれの前途は決して平坦なものではありません。その中にあって、多くの人々のお力を得て、創立の精神を忘れずに一歩一歩、着実な歩みを進めたいものと覚悟を新たにいたしております。

 なにとぞ今後一層のご支援ご協力をお願い申し上げるとともに、今年が皆さんにとってご健康で、幸い多き年でありますよう心からお祈り申しあげ、新年のご挨拶といたします。
平成23年 元旦

NPO法人 私設 北海道開拓使の会 理事長 石黒直文



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