東京集会2000のレポート

 2000年10月15日・東京大崎の人事労務会館は

北海道への熱い思いで燃えていた!


午前10時東京集会スタート

 まずは事務局・理事・北海道庁関連等のあいさつを経てグループディスカッションに、約80名の参加者を各7〜10名でグループを作り、話しやすい雰囲気の中で自己紹介、移住目的、動機などを熱く語り合いました。最後に各グループの即席リーダーが話題を全体に報告し、あっという間に2時間半の熱い時間が過ぎて行きました。参加者の面々はみんな真剣で質問や回答も長くなりがちで、いくら時間があっても足りないと思わせるほど大いに盛り上がりました。

 

12時30分、懇談会に 

 懇談会には約50名が参加、乾杯のあとは自由に歓談大いに湧きました。

 

そして二次会・三次会へ

 みなさん翌日の仕事は大丈夫でしたか? 北海道でお会いできる日を事務局・北海道会員共々お待ちしています。

(かわらばん38号に掲載)

東京集会に参加された高橋理事より

 私が東京集会に参加してみようと思い立ったのは、移住を希望している皆さんの生の声を聞きたかったからに他なりません。つまり会における我々の活動が、果たして的を得たものになっているのか検したいという事もありましたし、今後会の進むべき方向性を探る為にもぜひ本州会員の皆さんの意見を参考にしたかったのです。

 集会当日JR山手線大崎駅から徒歩で5〜6分の会場へ行くのに、道に迷って遠回りをしてしまい10分以上も多く時間がかかってしまいました。後で聞いた話ですが私と同じように道に迷って時間に遅れた人が他にも数人いたようです。

 それは余談としまして、東京集会プログラムの中で私が最も期待していたメインイベントは、北海道との関わり度別にグループ分けしたワークショップ形式によるフリーディスカッションでした。1年以内に北海道に移住が決まっている人達のグループ1年以内に移住実現を目指す人達のグループ、1〜3年以内に移住実現を目指している人達のループ、時期は未定だが北海道への移住を考えている人達のグループ等に分かれてディスカッションを開始、どのグループも皆北海道に対する熱い想いを語っておりました。

 たまたま私が参加したグループは、既にこの半年以内に北海道への移住が決まっている人達ばかりでしたが、移住にあたって最大の難関は予想通り「仕事」の問題だったようです。因みにこのグループの人達は、最大の難関を「転勤」という形のウルトラCでクリアーした人が殆どで、待ち焦がれた新天地での生活に夢を馳せておりました。
 実生活上での問題提起は住宅と越冬で、こちらも当初の予想通りだったので、雪国での生活を快適に過ごす為の知恵とか工夫を織り交ぜ、ありのままのお話をしました。

 この後、懇親会が催され、次いで二次会、三次会へと足を運びましたが、話題の中心はやはり自分は北海道が好き、北海道で暮らしたいと言うばかりで、我々道産子にとって嬉しい反面、頭の下がる思いで会場を後にしました。何とかして夢を実現させてあげたいけれど、現状では何とも出来ない自分に対する歯痒さと、どこにぶつけたら良いのか解らない怒りを胸に押し込めて・・・

 全体を通して感じた事は、移住希望者が漠然と抱いている生活上での不安や悩みについて相談員会所属の相談員が十分対応できるフィールドである事を確信して帰って参りました。今後相談ネットの活用をもっともっと会員にアッピールする事が大切であると考えます。

 移住者の皆さんとって新天地とはいうものの、知らない土地での生活をする上で、気候風土は勿論生活習慣の違いによるストレス等大変な事も多々あるでしょうが、田舎暮らしが一時のブームに終わるのではなく、北海道移住が定着するよう我々と既移住者の方々が一緒なって力を合わせ、移住を希望する人達の夢が一日も早く実現できるよう、お手伝いを続けていきたいと決意しております。


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