2004年度 東京集会レポート

涙の北海道移住体験報告


北海道移住体験を熱っぽく語る土方さん  10月24日(日)午後、秋葉原の通運会館で恒例の東京集会が10数名の参加を得て行われました。冒頭、石黒理事長の挨拶、現状報告に続いて、道庁地域振興室芹田さんのUターン、Iターン施策、さらに経済部新規事業課三木さんのベンチャー誘致政策の話のあと、移住体験者として土方雅恵さんが報告しました。

 土方さんは、半年前、東京から移住して現在、ホテル知床のフロントとして活躍しています。彼女は、北海道への熱い思い、開拓使の会の仲間との出会い、仕事を見つけるにいたるまでの苦心、大雪のなかを中標津空港まで飛んでいったときの話、さらに家族への説得などを熱っぽく語りました。これらは参加者の多くに共通の思いであり、共有の歴史です。土方さんの話を聞いた参加者に強い感動を与え、涙を流す女性参加者もいました。 

 また、ホテル内では道外出身者の方が業務上の提案を色々して即実行に移しよく動く、私もそうなれるよう努力したい、と今後に向けての力強い抱負を述べられました。、開拓使の会がめざしている「北海道に新しい文化を創造する」という理念にぴったりで、これまた多くの人の共感を誘ったことでした。

 そのあと懇談に移り、それぞれの北海道に対する思いに加えて、道庁や開拓使の会に対する意見や質問が飛び交い充実した時間であったと思います。二次会は万世橋近くの居酒屋「北海道」で、「行者ニンニク」入りのジンギスカンを囲んで夜遅くまで語り合いました。

 今回の東京集会について、細渕さんはじめ首都圏在住の方々に、大変御世話になりました。心から感謝申し上げます。

 なお、前日23日は池袋のサンシャインシティーで UIターン・フェア が行われ、開拓使の会として事務局の佐々木さんと土方さんが机を出して相談、応対に当たりました。石黒理事長の講演も三回あり、150名を超える人が参加しました。また、持ち込んだ当会発行の「新北海道移住!」百数十冊が完売しました。
 (レポート by N.I)    

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